2009年10月17日土曜日

病名の公表について

病名を公表するのって、とても怖いです。

誰もがかかる“風邪”などであれば(かなり偏見ですね)、何の躊躇もなく「風邪ひいちゃった。」と病名を告げることができます。それを聞いた人も、「暖かい格好して、よく休むんだよ。」と病状を推測して声をかけてくれます。

しかし、医者から病名を告げられ、入院して治療を要するといわれると、なかなか病名を人に話せなくなります。病名を告げないと相手にどんな状態なのか伝わらないので、おそるおそる病名を告げます。
病名によって、相手の態度も変化します。
よく知られている病気であれば、「自覚症状は?」、「どれぐらいの入院期間なの?」などの軽い質問でおさまるのですが、聞き慣れない病気だと大変です。
自分自身でも病気のことを受け入れきれない状態なのに、矢継ぎ早に質問攻撃です。しかも、今日明日にでも命を亡くすのではないかといわんばかりの不安な表情で聞かれるのですから、なおいっそう苦しいものがあります。(笑いながら聞かれたら、たまったものではありませんが。当たり前か。)

私の場合も、とりあえずは、当たり障りのない「十二指腸に炎症があって」ということで、みなさんにはお知らせしました。

今でも、実際の病名を正確に告げるべきか、「十二指腸が・・・」で告げることがよかったのか迷うところです。

他の人のブログをみると、同じような病気の人が病名を告げてブログを書いてみえる。
すごいな~ぁ。
ここで、真実を綴っていくことは、自分自身の気持ちの整理のためにも大切なことと和思うのですが、・・・。

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