2009年11月17日火曜日

長〜い時間→ 副作用はない

今日は、2回目の抗がん剤の投与だ。

朝、血液検査からはじまり、副作用を抑えるステロイドの投与と、矢継ぎばやに治療が行われた。

リツキサンは、1回目より1時間あたりの投与量を増やしている。
投与量が増えるとアレルギーが出やすいが、特に顕著な症状は出なかった。

また、1回目とは違い、CHOPの4種類もリツキサンに続いで打つことになった。
長~い投与時間になった。

さいわい、ムカムカしたり,頭痛がしたりする副作用はなく、順調である。
投与量が75%であることがさいわいしているのだろうか?

あまりひ副作用が出ないことは、治療中の自分にとっては精神的にたすかる。

2009年11月16日月曜日

セカンド ステージ 始まる

今日から、予定通り入院して、2回目の抗がん剤投与になる。

気分は、晴れやかとはいかないまでも、少しでも入院生活が楽しいものになるようにしようと、前向きに捉えることが出来ている。

先の見通しができることが、大きく影響していると思う。

ACアダプタで充電ができない。初期不良?

付属のACアダプタで充電できないことがわかった。
iPhoneのバッテリーが残り10%を切ったので、充電しようと付属のACアダプタに接続してみた。

??????
ディスプレイ上の電池マークが何も変化しない。確か、充電中は、電池マークが変わるはず。

??????
接触の問題かと思い、接続部分をいろいろさわってみるが、変化なし。
これは、きっと、初期不良!!

仕方がない。
iPhoneのサポートに電話をするか。<iPhoneのサポート> 080-0222-3151

オペレータは、お兄さん。
「すみません。今月の8日に購入したiPhoneで、ACアダプタで充電しようとしてコンセントにつないでみたのですが、充電できません。どうすればいいですか?」

申し訳なさそうに聴いてみるが、返答は、
「故障については、お近くのsoftbankショップへお願いします。現象が確認できないと対応ができません。」と、とっても素っ気ない対応。

グスン。(T_T)
たったそれだけの回答しかできないのか、・・・・。
まだ購入して、1ヶ月もたっていないのに、・・・・。
「初期不良ですね。申し訳ありません。」とかいう言葉ぐらいほしいものだ。
まったく、マニュアル通りの回答しかないのに、情けない。

仕方がなく、softbankショップへ。
ショップでは、きれいなお姉さんが対応してくれた。

壊れているだろうACアダプタを出して、
「充電しようと思ってもできないんですが。」

お姉さんは、店頭の機器で状況を確認。
「店頭の機器では、問題なく動作しますが、USBのコードはお持ちですか?」

えっ。ACアダプタは問題なく動く。
ならばコードが悪かったのか?
でも、iTunesとの同期は問題なくできるし、・・・・?
疑問は深まるばかり。

USBコードをお姉さんに渡すと、もう一度店頭の機器で動作を確認。
「申し訳ありません、ACアダプタもコードも店頭の機器につなぐと正常に動作しますが、お預かりしたアダプタとコードをつなぐと動作しませんでした。」

親切な対応に、心が和む。
なんと、ACアダプタとコードの相性も問題なのか。
こんな原始的な問題が発生するなんて。

「アダプタもコードも両方とも取り替えさせていただきます。」
そうだろうそうだろう、ショップには在庫があるんだから、すぐに交換できるよね。

「申し訳ありませんが、取り寄せとなりますので、1週間ほどかかります。」

ガ~ン!!
1週間もかかるの。
私は、明日からまた入院するから、3週間ぐらいは受け取りにこれないのに、・・・・・。

郵送などの対応はないか確認したが、すべてダメ。
仕方がない。
うちの奥さんに頼んで、受け取ってもらおう。

なんだか、iPhoneとの相性は、よくないのだろうか?
トホホ。

カラフルなケースをつけたら、変わるかな?

2009年11月14日土曜日

自宅療養中の診察

11/13退院後、はじめての診察である。
感染症の予防(マスクを厳重に装着 息苦しい)をして、病院へ。病院には、とても多くの患者さんが来ていた。
診察前に、血液検査である。担当の先生は、「1時間前には病院に来て、検査を」と言っていたが、検査が終わったあとどこで待っていようかとても困った。どの待合室も患者さんでいっぱいである。インフルエンザが流行しているこの状況で、感染予防を考えたらこんなに込んだ待合室にいるのは、・・・・・。

診察までには、1時間以上。
これは、車で待つしかない。(一人寂しく、車の中で時間を過ごすのであった。)
そろそろ診察の時間と思い、内科へ行くと、自分の名前が呼ばれているではないか。しかも、緊迫した声で呼び出されている。何か、いけないことをしてしまったのだろうか?いやそんなことはない。でも、・・・・。

なんてことはない。診察の順番がきて、呼び出されただけだった。
診察。
「何か変わったことは?」「検査の結果がきているよ。やっぱり、まだ(リンパ腫が)残っているって。」「じゃあ、月曜日から入院ね。」
先生の軽い言葉が、ぽんぽんと飛び込んでくる。
この軽さに助けられる部分はあるが、「やっぱりかぁ~」と気分はブルーに。

血液検査の結果は、すべて正常値に戻っていたので一安心。この土日に、楽しむだけ楽しんで、地獄の入院生活(なんと言っても絶飲食は苦しい)を乗りくるパワーを蓄えるぞ!!

2009年11月12日木曜日

頭髪が・・・・・

11/9 朝、目を覚ますとベッドのいろんなところに毛髪があることに気づいた。「ついに、毛髪が抜けるようになったか」と何ともいえない気持ちになった。でも、普段の生活をしていても、多かれ少なかれ抜け毛はあるもの、そんなに気にすることはないと気を取り直すことにした。
明日、一時退院できることでもあるし、昨日手に入れたiPhoneを何とか使えるようにしなければいけないという変な使命感に燃え、午前の活動開始である。
アップルのサイトからダウンロードしたPDFファイルを隅から隅まで目を通し、そして、・・・・・・・・。マニュアルに何が書いてあるのかわからない。よくわからない言葉が、次々とつづられていて、そろそろ年齢的に理解できなくなってきたのだろうかと落ち込みながらの活動となった。
それでも、何とか、MMSのアドレスの設定、Eメール(i)の設定を完了。メールで、友人にiPhoneを手に入れたことを報告、夕方には何とか使えるようになった。
入院中も毎日、入浴ができる。お風呂に入ると体が温まり、気分も落ち着く。看護師さんたちは、体を清潔に保つために、少々熱があっても毎日入浴するようにと進めている。お風呂に入って体を洗うことによって、体についた細菌を減らし、感染症を予防することが、この病気と闘う上ではとても大切なのだと力説している。自分は、お風呂にはいることで、気持ちが和み、制約が多い入院生活のストレスを解放するとってもすばらしい方法だと、毎日楽しみにしているのである。
ただし、今日の入浴はショックだった。体を洗い、髪の毛を洗い終わったとき、なにやら手にからみつくものがたくさんある。手にからみつくものをシャワーで洗い流し、もう一度、頭の上からシャワーをかけ、髪の毛を手ですかすと、・・・・。手には、たくさんの髪の毛がからみついているではないか。
タオルで髪の毛を拭くと、タオル一面に抜け毛が。拭くたびに抜け毛がたくさんついてくる。
やっぱり、ついにきたか。
排水溝の周りを見ると、自分の抜け毛だと思われるものがいっぱいである。
わかっていたこととはいえ、現実に目にすると、ショックである。
10円玉ハゲ(こんな表現はいけないのだろうが、想像しやすいので)の様に、一部分だけがばっさり抜けるのではなく、全体から抜けているようである。一部だけがはげて頭がまだら模様になるのはなんだか悲しい。(表現は不適切かも)まだ、全体なら許せる。と自分に言い聞かせて、気分を取り直す。
しかし、洗髪するたびに手に抜け毛がたくさんからみつくあの感触を味わうのかと思うとゾッとする
ついには、寝ている間に髪の毛が大量に抜けて、枕の周りが真っ黒になる夢を見た。頭を動かすたびに、枕との摩擦で髪の毛が引っ張られ、髪の毛が抜けていく。・・・・。
これほどまでに、髪の毛が抜けることに対して自分自身がストレスを感じていたのかと驚いた。
できる限り、病気のこと、副作用のことなど様々なことに対して前向きに考えていこう、また、十分にそうしていけると思っていたが、やはり、心の中では、そんな簡単に解決できることではなかったということか。病気、副作用、治療の経過、将来、etc.様々な不安を感じている。なるようにしかならないと言いつつも、やっぱり不安であることには変わりない。それをあらためて感じた。

iPhoneを購入

11/8 かねてから手に入れたいと思っていたiPhoneをゲットした。
今までは、テレビのCMを見るたびに、「あれ便利だよね」、「すごい機能だよ」、「使っていて、楽しそうだね」などと、iPhoneのすばらしさをアピール。妻も、その機能のすばらしさには同意するものの、購入には反対。子どもたちからも、「新しいものをすぐにほしがる」、「携帯をすでに持っているんだから必要ないでしょ」と大反対されたいた。
しかし、入院生活で、「暇だよ~う」、「やることがないよ~う」、「誰ともしゃべれなくて、寂しいよ~う」などと感情面で訴えてきたことが功を奏したのか、それとも言い出したら必ず購入する私の性格にあきらめたのか、今回の購入には特に反対しなかった。
iPhoneを手に入れて、まず、驚かされたのが、パッケージである。黒い小さな箱が1つ。デザインはシンプル。ここにiPhoneが入っているんだとすぐわかるものだった。でも、「取扱説明書や付属品はどこに入っているんだろ?」という疑問が。他社携帯を購入すると箱の中から出てくる取扱説明書や便利な機能を説明するチラシの数々が、この箱の中にどのように入っているんだろうか?まさか、iPhoneと同じサイズの紙に小さな文字でびっしり書いてあるのではないだろうか、と不安を覚えた。
しかし、箱を開けてみると、ビックリ!!中には、本体とイヤホン、USBケーブル、アダプターがあるだけ。「取扱説明書は?」、販売店で電源を入れずにもらってきたことを後悔した瞬間であった。(^_^;)
よ~く見てみると、Finger Tipsが同胞されたいた。「これだけ?」といった思いはあったものの、これはiPhoneの使いやすさへの自信の表れだろうといい方に解釈することにした。

早速、電源を入れてみる。・・・・・・・・・・。
アップルのマークが表示され、「どんなに使いやすいんだろう」「まず、何をやろうかな」と期待でいっぱいに。

ところが、画面には、日付と時刻、そして、ロック解除の文字が、・・・・・。どうすればいいのだろう?
あちらこちらを眺めていると、画面が真っ暗に。
「ひょっとすると、自分って、機械苦手だったかな・・・?」と不安に。

もう一度、電源をOnに。矢印があることに気づき、その矢印を指で動かしてみると、CMでよく見る画面が表れた。コンパス・天気予報・時計・etc見ているだけで楽しそうである。

ワクワクする気持ちを抑えながら、メールが使えるようにしようとメールのアイコンを押してみた。すると、・・・・・。またもや、どうしていいのかわからない。このままでは、メールサーバーに接続できないことは感じ取れるものの、マニュアルを見ながら操作方法を覚えてきた自分としては、どうしていいかわからない。・・・・・・・。
添付の書類に目を通しても、・・・・・?

とりあえず、本日はここで挫折。電源を切る。(電源を切る画面の美しさに感動)
箱の中に、丁寧にしまって、1日が終了してしまった。
iPhone、手強し。

一時帰宅

11/7 退院を目前に、一時帰宅が許可された。担当の先生は、帰宅しての生活で症状や感染症などの影響がどのように出るかを確認したいようであった。自覚症状としては、特に変化はない。食事が始まって、消化器官の働きが悪いのか、食事をとるとトイレに駆け込まなければいけない状態だが、その後は腹痛などなく生活することができる。病院では、全粥をとっている状態だが、消化のいいものをとるように心がければ、特に問題ないと言うことであった。
帰宅すると、久しぶりに見る子どもたちの笑顔がとてもうれしい。3週間ぶりに見る笑顔である。何気ない、「おかえり」の言葉だけでも、家族の暖かさを感じる。また、子どもたちも、今までの生活で張り詰めていたものがあるようで、ホッと緊張がゆるんだ表情を見せているようだ。
自宅で過ごす時間。これと言って、することもない。ソファーに腰掛け、テレビを眺めている。やっていることは、病室のときと変わらないものの、やはり、周りに家族がいることからの安心感だろうか、落ち着きを感じる。

2009年11月5日木曜日

退院の日が決まった でも…

11/4 待ちに待った胃カメラ検査の日です。(けっして、胃カメラが大好きというわけではありません。胃カメラ検査が終われば食事が再開です。)検査する先生はまだ若そう。検査することで一生懸命といった感じです。検査の間、カメラの黒い柄が喉の奥の方を上へ下へ、右へ左へと引っかきまわし、一時も気が休まる瞬間がありませんでした。やはり、胃カメラは何度もやりたくないと強烈に思いました。
とりあえず、退院が決まりました。来週の火曜日です。今度の土日は、家庭に戻っての症状の変化をみるため、外泊となりました。子どもの顔が見られるのが、何よりの楽しみです。
今日の、胃カメラ検査は、投薬治療のおかげで、多少、十二指腸は綺麗になっていました。しかし、ポリープはなくなっていませんでした。残念。
もう一度、絶飲食での治療となりす。また、2週間強の間、食べられないことになりました。今度は少し薬を増やすそうです。
そのための、とりあえずの退院です。再来週に再入院となります。ショックで気持ちが萎えてしまいます。

2009年11月4日水曜日

初体験 眠れない夜には

11/3 ほとんど体を動かしていないので、夜、なかなか寝つけない。昨晩は、どんなことをしても寝つけなかった。確かに、9時消灯なので、時間が早いこともある。それでも、日がかわる頃になっても眠れないのは、とても苦しい。
そこで、看護師さんにお願いして、睡眠導入剤を打ってもらった。初体験だ。薬がよく効いて、直ぐにぐっすり。気づくと朝の検温の時間。しばらくは起きていられたものの、また直ぐに夢の世界へ。
真冬なみの寒波で寒かったこともあり、午前中は、ベッドから出ることはなかった。(目が覚めたら、正午を過ぎていた。今晩も眠れないかも…。)
はじめての薬は、やはりよく聞くのであろう。ベッドから出て廊下を歩いてみると、何やら周りの景色がだんだん歪んで見えてきた。立ち眩みならしばらくするともとにもどるのだが、椅子に腰かけてしばらく休んでみるがいっこうにもどる気配がない。周りが歪んでみえている状態は、かなり気持ち悪い。そうそうにベッドにもどり、もう一度寝ることにした。(午前中がなかったのに、まだ眠れることにも驚くのだが)
夕方までほとんど寝ていたことを看護師に伝えると、不思議そうに首をひねっていた。そんなに強い睡眠導入剤ではないので、薬が体内に残ることは考えにくいというのである。しかし、ほぼ1日寝て過ごしたのは事実である。それほど薬が効きやすい体だったということだろう。

2009年11月3日火曜日

血液検査の結果

11/2 血液検査だった。前回の結果、網赤血球が少なかったので、注意しなければいけない数値になるだろうと予想していた。しかし、それほど心配する数値ではなかった。確かに、白血球の値は低くなったが、規準範囲内におさまっている。赤血球、血小板とも以前と変わらない数値である。SEG(好中球)の値を計算すると、2300程度となり、かなり低い値になってはいるものの、今までと同じように体調管理と予防対策に心がければ大丈夫なところだ。
担当の先生も、薬を半分の量で投与しているから、様々な症状が軽いけど、基準量にしたらどうなるか分からないからね、となんとも含みある発言を残していった。確かに、周囲の方を見ると、副作用は意外にきつそうである。

2009年10月31日土曜日

体調管理について

10/31 今日は、朝からお腹のあたりに違和感を感じた。寝ている間に冷えたのだろうか?朝から下痢が続いた。お腹がごろごろいったり、下腹部が痛んだりした。お腹を暖めながら、ベッドで大人しく過ごした。午後になるとだいぶんおさまってきたが、腹部の痛みは続いている。
今までであれば、少々体調に不安を感じても、そのまま過ごすことが多かった。それでも大きく体調を崩すことはなかった。それが今は、ほんのちょっとした不調でも大変心配になる。感染症の予防と合わせて、体調管理の大切さを痛感した。

2009年10月30日金曜日

病室の変更

10/30 病室が変わりました。昨日、夕方に救急で運び込まれた人が隣のベッドに入りました。かなりの高熱で、救急隊の人や医師・看護師の人が話している雰囲気では、どこか他の病院から転送されてきたようだ。熱でうなされているのだろう、大きな声でいろんなことを叫んでいた。
こんなことは入院していればよくあることと思って、自分は静かに過ごしていた。ところがしばらくすると、熱が下がって意識がはっきりしてきたのだろうか、突然「帰ろう」と叫びベッドから起き上がったのです。点滴など一杯付いたまま。どうも足腰がふらつくようで、そのまま、大きな音をたてて壁に向かって倒れていきました。そのあとは、医師や看護師がみんな一斉に駆けつけ、倒れた人をベッドに戻したり汚れた床を掃除したりとてんやわんや。騒動が一段落したと思うと今度は知人に連絡を取らせろだ、騙されただ、次から次へと看護師さんにかみついていた。
不謹慎だが、病院の静かな生活に飽きていたので、丁度よい刺激だと興味半分で聞いていたのがいけなかったのか、夜中は地獄の様な時間であった。騒ぐだけ騒いで静かになったと思ったら、次の瞬間から凄いイビキ。一定のリズムを刻んでいれば、バックミュージックとまでいかないもののそんなに気にならないが、リズムはバラバラ、時々呼吸が止まるところもあり、気になって仕方がない。体が弱っているのだから仕方がないと諦めるものの、寝るに寝れない一晩を過ごした。
そんな状態を見るにみかねて、師長さんが部屋の変更をしてもらえました。4人部屋ですが、皆さん、落ち着いた方ばかりで、とてもゆったりと病室で過ごしてみえます。落ち着いた生活が送れそうです。

2009年10月29日木曜日

血液検査の結果

10/29 今日は、昨日とちがい、気分がよかった。
朝、血液検査を行なった。白血球と赤血球が減少し始めた。以前、医者から説明があった通りだ。薬剤師さんからは、特にSEGの値に気をつけるように言われた。白血球の中の好中球の割合だそうだ。好中球は、健康な成人の場合1μLの血液中2500〜6000個あるそうだ。これが2000個未満になると「好中球減少症」といい、感染症になりやすいという。そのため、手洗いやうがい、十分な休憩と栄養補給が大切になるそうだ。
また、今後の白血球や赤血球などの値を予想するのに役立つ値が、網赤血球があるとのこと。今回の値は2と、かなり低い値になっているので、今後、白血球や赤血球、血小板などが減少していくことが予想される。病院内にいるとはいえ、今まで以上にマスクやうがい、手洗いなどに気をつけたい。

2009年10月28日水曜日

薬の副作用かな?

10/28 今日は、朝から気持ちが悪くてしかたがない。薬の副作用なのだろうか。喉の奥のあたりからモヤモヤしたものを感じる。胃のあたりは空腹感からどんどん収縮していくような感覚がなくならない。2つの効果で朝から最悪の状態であった。担当医の先生は、無理をせずに吐き気止めの薬でも使おうかと言ってもらえるが、吐きたいような感覚は無いのでそのまま我慢することにした。胃もたれしたときの感覚に近い。何か食べれば、すっきりしそうである。ただ食べたいだけかもしれない。
胃カメラの検査が11/4に決まった。検査の結果にかかわらず、そのあとから食事が取れるそうだ。検査結果が良いほうになって欲しいが、今は食事が取れるようになることが分かったことがとてもうれしい。

2009年10月27日火曜日

看護実習生

10/27 昨日の血液検査の結果を見た。抗がん剤の影響で、白血球、赤血球、血小板が2週目に減少すると聞かされていた。とりあえず、今回はどの値も下がっていなかった。
昨日の月曜日から看護実習生がつくことになった。専門学校の3年生だ。ベッド周りの清掃や検温・血圧の測定をしてくれる。いろいろ話をした。今回の実習は3週間。いろいろな課を1週間ごとに回るそうだ。それぞれの課ごとに抱える患者さんの症状が違うだろうに、それぞれに対応できる専門知識を身につけないといけないのは、さすがプロを目指すだけのことはあると感心した。目指すものがはっきりと持てることは、人の能力を何倍にも活性化するのであろう。

2009年10月26日月曜日

化学療法室の見学

10/26 巷ではインフルエンザが大流行で、勤務先の学校や子供が通っている学校でも、学級閉鎖になったと朝からメールが届いていた。病室にいると外の天気さえ気づかずに1日が過ぎてしまうことがある。朝から届くメールは、外界からのよき刺激となっている。
今日で、1回目の投薬が全て終わった。空腹と闘いながらだったのがよかったのか、倦怠感や気持ち悪さは感じなかった。次回からもこうであってほしい。
退院後、通院しながら抗がん剤の投薬治療を受けることになるが、治療を受ける部屋の見学に行った。とても綺麗で施設も整っていた。看護師さんから、利用時の説明を聞いた。自分の場合は、8時間近くになるので、昼食や飲み物を持ち込んで治療を受けることになるらしい。゛えっ!゛と感じるところもあるが、何事も前向きに考えた方が得である。どんなお弁当を持って行こうかなど考えて、楽しみにすることにした。でも今は、食べ物を考えると、お腹がグウグウなる。今は、止めよう。

2009年10月25日日曜日

第1週の経過

10/26 治療が始まって1週間がたつ。体は特に不調を感じるところはない。なのに、ベッドの上にいるしかない。絶飲食で、常に栄養補給の点滴がつながっている。しかも、薬の影響で次第に抵抗力が落ちてくるらしい。この状況では仕方がないことと、頭で理解できるものの、どうしても気持ちがついてこない。どうして自分だけがこんな状態にいなければいけないんだろう。いつまで我慢すればいいのか?ただ時間を浪費しているばかりだ。何をしても楽しいと感じない。こんなことではいけないと思いつつ、何もやる気が起きないのが現状である。

2009年10月24日土曜日

COHPの投与

10/22 リツキサン以外の薬の投与
初回ということで、規定量の半分の投与である。リツキサンの時のようには時間はからなかった。幸い、気分が悪くなることもなかった。
特に不調を感じることなく過ごせるのは、ありがたいことである。ただひとつだけ入院生活で苦しいことは、食事がとれないことだ。普段何不自由なく食事がとれていたことに感謝しなければいけない。

2009年10月23日金曜日

治療の開始

治療中のリスクを避けるため、最初のうちは絶飲食となった。そのため、10/19に静脈にカテーテルを通した。これから3週間近く、右肩から管が伸び、その先には点滴があり、見るからに病人らしくなった。
10/20 リツキサンの投与
投与量を管理しながらである。リツキサンは、初回にアレルギーなどの副作用が出る可能性が高いのだという。10時頃から開始され、幸い、頭が少し痒くなったり少し発熱があったりする程度ですんだ。終了は17時頃。寝ているだけだが、疲れた。

2009年10月21日水曜日

治療開始までの検査

リンパ腫は、体内のリンパを通じて様々なところに影響する。そのため、全身の状態を調べる必要があるそうです。
10/5 骨髄の組織を採取
10/7 造影剤を使った腹部(首から下の部分)CT撮影
10/8 PET検査
10/19 入院
入院初日に、主治医から詳しい説明があった。
リンパ腫の中でもゆっくり進む"ろ胞性リンパ腫"というもの。様々な検査で疑わしい病巣は他に見あたらないこと。今までに十二指腸にリンパ腫がある患者は経験がないから、慎重に治療にあたっていくこと。治療は、R-CHOP療法をとり、3〜4週間を周期に抗がん剤を投与すること。副作用、生活する上での注意事項、など説明があった。
妻と二人で聴いたもの、互いに現実味がなく、成るように成るね、と確認するだけだった。

2009年10月19日月曜日

診断名について

10/1に、リンパ腫と診断され、担当医からリンパ腫の説明をうけた。リンパ腫には、良性のものはないこと。約30種類あり、大きく分けて3つに分類されること。自分の場合は、症状の変化が年単位で進むゆっくりしたものであること。治療には、抗がん剤投与が一般的であること。
これらの説明を受けても、他人ごとのようで、なかなか受け入れられないものだった。
自宅でウェブ検索でリンパ腫を調べた。なぜリンパ腫になるのか?どんな症状が出るのか?治療は?生存率は?再発は?概略は理解できたものの、疑問は深まるばかり。
家族に伝えるときも、他人ごとの様に、事実だけを伝えた。聴いた方は、どのように感じたんだろうか。

診察の経過

8/10〜11 人間ドックで十二指腸にポリープ発見
8/31 ドックの結果を持って病院へ
消化器の先生にかかる
9/14 胃カメラ検査 組織検査のためポリープの一部をとる
9/24 検査結果出ず 更に追加の検査を
10/1 検査結果から、リンパ腫と診断
血液内科の先生に変わる

改めて振り返ると、ドックの胃カメラを担当した先生の観る眼は、すごいと思う。ポリープを見つけたときから、尋常ではない雰囲気で「直ぐに詳しい検査をしなさい」と言っていた。既にリンパ腫を疑っていたようだ。

2009年10月17日土曜日

病名の公表について

病名を公表するのって、とても怖いです。

誰もがかかる“風邪”などであれば(かなり偏見ですね)、何の躊躇もなく「風邪ひいちゃった。」と病名を告げることができます。それを聞いた人も、「暖かい格好して、よく休むんだよ。」と病状を推測して声をかけてくれます。

しかし、医者から病名を告げられ、入院して治療を要するといわれると、なかなか病名を人に話せなくなります。病名を告げないと相手にどんな状態なのか伝わらないので、おそるおそる病名を告げます。
病名によって、相手の態度も変化します。
よく知られている病気であれば、「自覚症状は?」、「どれぐらいの入院期間なの?」などの軽い質問でおさまるのですが、聞き慣れない病気だと大変です。
自分自身でも病気のことを受け入れきれない状態なのに、矢継ぎ早に質問攻撃です。しかも、今日明日にでも命を亡くすのではないかといわんばかりの不安な表情で聞かれるのですから、なおいっそう苦しいものがあります。(笑いながら聞かれたら、たまったものではありませんが。当たり前か。)

私の場合も、とりあえずは、当たり障りのない「十二指腸に炎症があって」ということで、みなさんにはお知らせしました。

今でも、実際の病名を正確に告げるべきか、「十二指腸が・・・」で告げることがよかったのか迷うところです。

他の人のブログをみると、同じような病気の人が病名を告げてブログを書いてみえる。
すごいな~ぁ。
ここで、真実を綴っていくことは、自分自身の気持ちの整理のためにも大切なことと和思うのですが、・・・。

はじめまして

はじめまして。
Michanといいます。
46歳、男性。○○中学校に勤めています。

以前から、ブログを始めてみたいと思いながら、なかなか手が出せませんでした。

しかし、2009年8月に行った定期健康診断で異常が発見。
その後の精密検査から入院療養が必要といわれました。

しばらく仕事を休むことになり、これを機会に日々の記録を綴ってみようとはじめました。

特別なことは書けません。
日々の生活で感じたことを書いていきます。