2009年11月17日火曜日

長〜い時間→ 副作用はない

今日は、2回目の抗がん剤の投与だ。

朝、血液検査からはじまり、副作用を抑えるステロイドの投与と、矢継ぎばやに治療が行われた。

リツキサンは、1回目より1時間あたりの投与量を増やしている。
投与量が増えるとアレルギーが出やすいが、特に顕著な症状は出なかった。

また、1回目とは違い、CHOPの4種類もリツキサンに続いで打つことになった。
長~い投与時間になった。

さいわい、ムカムカしたり,頭痛がしたりする副作用はなく、順調である。
投与量が75%であることがさいわいしているのだろうか?

あまりひ副作用が出ないことは、治療中の自分にとっては精神的にたすかる。

2009年11月16日月曜日

セカンド ステージ 始まる

今日から、予定通り入院して、2回目の抗がん剤投与になる。

気分は、晴れやかとはいかないまでも、少しでも入院生活が楽しいものになるようにしようと、前向きに捉えることが出来ている。

先の見通しができることが、大きく影響していると思う。

ACアダプタで充電ができない。初期不良?

付属のACアダプタで充電できないことがわかった。
iPhoneのバッテリーが残り10%を切ったので、充電しようと付属のACアダプタに接続してみた。

??????
ディスプレイ上の電池マークが何も変化しない。確か、充電中は、電池マークが変わるはず。

??????
接触の問題かと思い、接続部分をいろいろさわってみるが、変化なし。
これは、きっと、初期不良!!

仕方がない。
iPhoneのサポートに電話をするか。<iPhoneのサポート> 080-0222-3151

オペレータは、お兄さん。
「すみません。今月の8日に購入したiPhoneで、ACアダプタで充電しようとしてコンセントにつないでみたのですが、充電できません。どうすればいいですか?」

申し訳なさそうに聴いてみるが、返答は、
「故障については、お近くのsoftbankショップへお願いします。現象が確認できないと対応ができません。」と、とっても素っ気ない対応。

グスン。(T_T)
たったそれだけの回答しかできないのか、・・・・。
まだ購入して、1ヶ月もたっていないのに、・・・・。
「初期不良ですね。申し訳ありません。」とかいう言葉ぐらいほしいものだ。
まったく、マニュアル通りの回答しかないのに、情けない。

仕方がなく、softbankショップへ。
ショップでは、きれいなお姉さんが対応してくれた。

壊れているだろうACアダプタを出して、
「充電しようと思ってもできないんですが。」

お姉さんは、店頭の機器で状況を確認。
「店頭の機器では、問題なく動作しますが、USBのコードはお持ちですか?」

えっ。ACアダプタは問題なく動く。
ならばコードが悪かったのか?
でも、iTunesとの同期は問題なくできるし、・・・・?
疑問は深まるばかり。

USBコードをお姉さんに渡すと、もう一度店頭の機器で動作を確認。
「申し訳ありません、ACアダプタもコードも店頭の機器につなぐと正常に動作しますが、お預かりしたアダプタとコードをつなぐと動作しませんでした。」

親切な対応に、心が和む。
なんと、ACアダプタとコードの相性も問題なのか。
こんな原始的な問題が発生するなんて。

「アダプタもコードも両方とも取り替えさせていただきます。」
そうだろうそうだろう、ショップには在庫があるんだから、すぐに交換できるよね。

「申し訳ありませんが、取り寄せとなりますので、1週間ほどかかります。」

ガ~ン!!
1週間もかかるの。
私は、明日からまた入院するから、3週間ぐらいは受け取りにこれないのに、・・・・・。

郵送などの対応はないか確認したが、すべてダメ。
仕方がない。
うちの奥さんに頼んで、受け取ってもらおう。

なんだか、iPhoneとの相性は、よくないのだろうか?
トホホ。

カラフルなケースをつけたら、変わるかな?

2009年11月14日土曜日

自宅療養中の診察

11/13退院後、はじめての診察である。
感染症の予防(マスクを厳重に装着 息苦しい)をして、病院へ。病院には、とても多くの患者さんが来ていた。
診察前に、血液検査である。担当の先生は、「1時間前には病院に来て、検査を」と言っていたが、検査が終わったあとどこで待っていようかとても困った。どの待合室も患者さんでいっぱいである。インフルエンザが流行しているこの状況で、感染予防を考えたらこんなに込んだ待合室にいるのは、・・・・・。

診察までには、1時間以上。
これは、車で待つしかない。(一人寂しく、車の中で時間を過ごすのであった。)
そろそろ診察の時間と思い、内科へ行くと、自分の名前が呼ばれているではないか。しかも、緊迫した声で呼び出されている。何か、いけないことをしてしまったのだろうか?いやそんなことはない。でも、・・・・。

なんてことはない。診察の順番がきて、呼び出されただけだった。
診察。
「何か変わったことは?」「検査の結果がきているよ。やっぱり、まだ(リンパ腫が)残っているって。」「じゃあ、月曜日から入院ね。」
先生の軽い言葉が、ぽんぽんと飛び込んでくる。
この軽さに助けられる部分はあるが、「やっぱりかぁ~」と気分はブルーに。

血液検査の結果は、すべて正常値に戻っていたので一安心。この土日に、楽しむだけ楽しんで、地獄の入院生活(なんと言っても絶飲食は苦しい)を乗りくるパワーを蓄えるぞ!!

2009年11月12日木曜日

頭髪が・・・・・

11/9 朝、目を覚ますとベッドのいろんなところに毛髪があることに気づいた。「ついに、毛髪が抜けるようになったか」と何ともいえない気持ちになった。でも、普段の生活をしていても、多かれ少なかれ抜け毛はあるもの、そんなに気にすることはないと気を取り直すことにした。
明日、一時退院できることでもあるし、昨日手に入れたiPhoneを何とか使えるようにしなければいけないという変な使命感に燃え、午前の活動開始である。
アップルのサイトからダウンロードしたPDFファイルを隅から隅まで目を通し、そして、・・・・・・・・。マニュアルに何が書いてあるのかわからない。よくわからない言葉が、次々とつづられていて、そろそろ年齢的に理解できなくなってきたのだろうかと落ち込みながらの活動となった。
それでも、何とか、MMSのアドレスの設定、Eメール(i)の設定を完了。メールで、友人にiPhoneを手に入れたことを報告、夕方には何とか使えるようになった。
入院中も毎日、入浴ができる。お風呂に入ると体が温まり、気分も落ち着く。看護師さんたちは、体を清潔に保つために、少々熱があっても毎日入浴するようにと進めている。お風呂に入って体を洗うことによって、体についた細菌を減らし、感染症を予防することが、この病気と闘う上ではとても大切なのだと力説している。自分は、お風呂にはいることで、気持ちが和み、制約が多い入院生活のストレスを解放するとってもすばらしい方法だと、毎日楽しみにしているのである。
ただし、今日の入浴はショックだった。体を洗い、髪の毛を洗い終わったとき、なにやら手にからみつくものがたくさんある。手にからみつくものをシャワーで洗い流し、もう一度、頭の上からシャワーをかけ、髪の毛を手ですかすと、・・・・。手には、たくさんの髪の毛がからみついているではないか。
タオルで髪の毛を拭くと、タオル一面に抜け毛が。拭くたびに抜け毛がたくさんついてくる。
やっぱり、ついにきたか。
排水溝の周りを見ると、自分の抜け毛だと思われるものがいっぱいである。
わかっていたこととはいえ、現実に目にすると、ショックである。
10円玉ハゲ(こんな表現はいけないのだろうが、想像しやすいので)の様に、一部分だけがばっさり抜けるのではなく、全体から抜けているようである。一部だけがはげて頭がまだら模様になるのはなんだか悲しい。(表現は不適切かも)まだ、全体なら許せる。と自分に言い聞かせて、気分を取り直す。
しかし、洗髪するたびに手に抜け毛がたくさんからみつくあの感触を味わうのかと思うとゾッとする
ついには、寝ている間に髪の毛が大量に抜けて、枕の周りが真っ黒になる夢を見た。頭を動かすたびに、枕との摩擦で髪の毛が引っ張られ、髪の毛が抜けていく。・・・・。
これほどまでに、髪の毛が抜けることに対して自分自身がストレスを感じていたのかと驚いた。
できる限り、病気のこと、副作用のことなど様々なことに対して前向きに考えていこう、また、十分にそうしていけると思っていたが、やはり、心の中では、そんな簡単に解決できることではなかったということか。病気、副作用、治療の経過、将来、etc.様々な不安を感じている。なるようにしかならないと言いつつも、やっぱり不安であることには変わりない。それをあらためて感じた。

iPhoneを購入

11/8 かねてから手に入れたいと思っていたiPhoneをゲットした。
今までは、テレビのCMを見るたびに、「あれ便利だよね」、「すごい機能だよ」、「使っていて、楽しそうだね」などと、iPhoneのすばらしさをアピール。妻も、その機能のすばらしさには同意するものの、購入には反対。子どもたちからも、「新しいものをすぐにほしがる」、「携帯をすでに持っているんだから必要ないでしょ」と大反対されたいた。
しかし、入院生活で、「暇だよ~う」、「やることがないよ~う」、「誰ともしゃべれなくて、寂しいよ~う」などと感情面で訴えてきたことが功を奏したのか、それとも言い出したら必ず購入する私の性格にあきらめたのか、今回の購入には特に反対しなかった。
iPhoneを手に入れて、まず、驚かされたのが、パッケージである。黒い小さな箱が1つ。デザインはシンプル。ここにiPhoneが入っているんだとすぐわかるものだった。でも、「取扱説明書や付属品はどこに入っているんだろ?」という疑問が。他社携帯を購入すると箱の中から出てくる取扱説明書や便利な機能を説明するチラシの数々が、この箱の中にどのように入っているんだろうか?まさか、iPhoneと同じサイズの紙に小さな文字でびっしり書いてあるのではないだろうか、と不安を覚えた。
しかし、箱を開けてみると、ビックリ!!中には、本体とイヤホン、USBケーブル、アダプターがあるだけ。「取扱説明書は?」、販売店で電源を入れずにもらってきたことを後悔した瞬間であった。(^_^;)
よ~く見てみると、Finger Tipsが同胞されたいた。「これだけ?」といった思いはあったものの、これはiPhoneの使いやすさへの自信の表れだろうといい方に解釈することにした。

早速、電源を入れてみる。・・・・・・・・・・。
アップルのマークが表示され、「どんなに使いやすいんだろう」「まず、何をやろうかな」と期待でいっぱいに。

ところが、画面には、日付と時刻、そして、ロック解除の文字が、・・・・・。どうすればいいのだろう?
あちらこちらを眺めていると、画面が真っ暗に。
「ひょっとすると、自分って、機械苦手だったかな・・・?」と不安に。

もう一度、電源をOnに。矢印があることに気づき、その矢印を指で動かしてみると、CMでよく見る画面が表れた。コンパス・天気予報・時計・etc見ているだけで楽しそうである。

ワクワクする気持ちを抑えながら、メールが使えるようにしようとメールのアイコンを押してみた。すると、・・・・・。またもや、どうしていいのかわからない。このままでは、メールサーバーに接続できないことは感じ取れるものの、マニュアルを見ながら操作方法を覚えてきた自分としては、どうしていいかわからない。・・・・・・・。
添付の書類に目を通しても、・・・・・?

とりあえず、本日はここで挫折。電源を切る。(電源を切る画面の美しさに感動)
箱の中に、丁寧にしまって、1日が終了してしまった。
iPhone、手強し。

一時帰宅

11/7 退院を目前に、一時帰宅が許可された。担当の先生は、帰宅しての生活で症状や感染症などの影響がどのように出るかを確認したいようであった。自覚症状としては、特に変化はない。食事が始まって、消化器官の働きが悪いのか、食事をとるとトイレに駆け込まなければいけない状態だが、その後は腹痛などなく生活することができる。病院では、全粥をとっている状態だが、消化のいいものをとるように心がければ、特に問題ないと言うことであった。
帰宅すると、久しぶりに見る子どもたちの笑顔がとてもうれしい。3週間ぶりに見る笑顔である。何気ない、「おかえり」の言葉だけでも、家族の暖かさを感じる。また、子どもたちも、今までの生活で張り詰めていたものがあるようで、ホッと緊張がゆるんだ表情を見せているようだ。
自宅で過ごす時間。これと言って、することもない。ソファーに腰掛け、テレビを眺めている。やっていることは、病室のときと変わらないものの、やはり、周りに家族がいることからの安心感だろうか、落ち着きを感じる。

2009年11月5日木曜日

退院の日が決まった でも…

11/4 待ちに待った胃カメラ検査の日です。(けっして、胃カメラが大好きというわけではありません。胃カメラ検査が終われば食事が再開です。)検査する先生はまだ若そう。検査することで一生懸命といった感じです。検査の間、カメラの黒い柄が喉の奥の方を上へ下へ、右へ左へと引っかきまわし、一時も気が休まる瞬間がありませんでした。やはり、胃カメラは何度もやりたくないと強烈に思いました。
とりあえず、退院が決まりました。来週の火曜日です。今度の土日は、家庭に戻っての症状の変化をみるため、外泊となりました。子どもの顔が見られるのが、何よりの楽しみです。
今日の、胃カメラ検査は、投薬治療のおかげで、多少、十二指腸は綺麗になっていました。しかし、ポリープはなくなっていませんでした。残念。
もう一度、絶飲食での治療となりす。また、2週間強の間、食べられないことになりました。今度は少し薬を増やすそうです。
そのための、とりあえずの退院です。再来週に再入院となります。ショックで気持ちが萎えてしまいます。

2009年11月4日水曜日

初体験 眠れない夜には

11/3 ほとんど体を動かしていないので、夜、なかなか寝つけない。昨晩は、どんなことをしても寝つけなかった。確かに、9時消灯なので、時間が早いこともある。それでも、日がかわる頃になっても眠れないのは、とても苦しい。
そこで、看護師さんにお願いして、睡眠導入剤を打ってもらった。初体験だ。薬がよく効いて、直ぐにぐっすり。気づくと朝の検温の時間。しばらくは起きていられたものの、また直ぐに夢の世界へ。
真冬なみの寒波で寒かったこともあり、午前中は、ベッドから出ることはなかった。(目が覚めたら、正午を過ぎていた。今晩も眠れないかも…。)
はじめての薬は、やはりよく聞くのであろう。ベッドから出て廊下を歩いてみると、何やら周りの景色がだんだん歪んで見えてきた。立ち眩みならしばらくするともとにもどるのだが、椅子に腰かけてしばらく休んでみるがいっこうにもどる気配がない。周りが歪んでみえている状態は、かなり気持ち悪い。そうそうにベッドにもどり、もう一度寝ることにした。(午前中がなかったのに、まだ眠れることにも驚くのだが)
夕方までほとんど寝ていたことを看護師に伝えると、不思議そうに首をひねっていた。そんなに強い睡眠導入剤ではないので、薬が体内に残ることは考えにくいというのである。しかし、ほぼ1日寝て過ごしたのは事実である。それほど薬が効きやすい体だったということだろう。

2009年11月3日火曜日

血液検査の結果

11/2 血液検査だった。前回の結果、網赤血球が少なかったので、注意しなければいけない数値になるだろうと予想していた。しかし、それほど心配する数値ではなかった。確かに、白血球の値は低くなったが、規準範囲内におさまっている。赤血球、血小板とも以前と変わらない数値である。SEG(好中球)の値を計算すると、2300程度となり、かなり低い値になってはいるものの、今までと同じように体調管理と予防対策に心がければ大丈夫なところだ。
担当の先生も、薬を半分の量で投与しているから、様々な症状が軽いけど、基準量にしたらどうなるか分からないからね、となんとも含みある発言を残していった。確かに、周囲の方を見ると、副作用は意外にきつそうである。